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大リーグと野鳥

以前、「プロ野球と野鳥」というタイトルで、鳥がゲームに影響を与えた話をご紹介しましたが、大リーグでも野鳥がらみの事件があります。
1983年のブルージェイズ対ヤンキース戦で、イニングの合間のキャッチボールを終えた外野手デーブ・ウィンフィールドが、ボールをボールボーイに返球したところ、カモメを直撃して即死。観客席から激しいブーイングを浴びました。
試合後、この選手は動物虐待の容疑でオンタリオ州警察に拘束され、保釈金500ドルを支払わされたそうです。
2001年のジャイアンツ対ダイヤモンドバックス戦では、ランディ・ジョンソンの投球がたまたま飛んできた鳥に当たって憤死するという事件が起きています。
その時の衝撃的な映像がYouTubeに掲載されています。繊細なバードウォッチャーは見ない方がいいかも。

    

犠牲になったのはハト。ランディ・ジョンソンもショックを受け、その後は打ち込まれたそうです。
この場合はノーカウントになるそうですが、打ったボールが鳥に当たった場合はインプレーで試合続行とのこと。
2009年のインディアンス対ロイヤルズ戦の延長10回裏、無死一二塁のチャンスで、インディアンスの4番チュ・シンスが打ったボールはセンター前へ。ところが、打球がカモメに当たってそれたためにヒットとなり、サヨナラ勝ち。その映像が以下です。後半にスロー再生があります。

    

このほか、打ち上げたボールが鳥に当たってヒットになったり、逆にアウトになったという事例もいくつかあるようです。

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