前日から 2日続きの快晴で、朝から太陽がさんさんと照る。舞鶴西運動広場には、望遠鏡や双眼鏡を持った人々が次々と集まり、午前 9時には 28人の野鳥愛好家が顔をそろえた。
最初に挨拶と行程を説明し、記念写真を撮ってから、伊佐津川左岸を下流に向かって出発する。川の中洲には、ウミネコやセグロカモメが多数羽を休めており、向い岸にはユリカモメがいる。アオサギ、ダイサギ、コサギがあちこちにおり、水中にはカルガモやヒドリガモが餌さがしに余念がない。
上空にはミサゴが水中をねらって飛び回ったが、じゃま者がいるのであきらめたのか、向い岸の電柱上に止まって一休み。写真愛好家は望遠レンズカメラで撮影に挑戦する。
高砂橋を渡り右岸を下流へ行くと、水かさも高くなりホシハジロやキンクロハジロの群れがあちこちにいる。カワウやカンムリカイツブリが幾度ももぐるうち、カンムリカイツブリが大きな魚をつかまえて浮かび、魚を幾度も水面に打ちつけやっと飲み込む。
対岸の舞鶴漁業協同組合の大きな屋根には、アオサギの群れが 10羽以上一列に止まっている。
吉原漁港を通り、匂崎へ登ると真っ赤なモミジが青空に浮かぶ。海をこえた対岸の建部山と西舞鶴港は一幅の絵のようにかがやいて見える。
匂崎で休憩すると快晴の暖かさに、上着を脱いで汗を拭き、水分補給する人があちこち。
帰りは、吉原漁師町の中を通り、何百年続いてきた漁港の姿を垣間見ながら西運動広場集合場所へ帰る。
全員で出現鳥あわせをすると、39種の留鳥・冬鳥をカウントしていた。あっという間に過ぎた探鳥会を 11時45分終了して、また合う日を楽しみにして解散した。 伊佐津川・匂崎探鳥会 2014年11月22日 A.M wrote
●見聞きした鳥 天候: 晴
ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、コサギ、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、アオジ 39種
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