午前9時、澄みきった秋晴れのなか、乾御門前に支部の会員、スタッフ、幹事が集まりました。今日は、一般参加の方から「いつもの探鳥会と違うようですが、参加できるのですか」と聞かれる場面も。定例のコースを歩きながら、参加者が楽しく、満足していただける探鳥会にするため、問題点を見つめ、話し合う機会を持ったものです。
一般参加者も含め、定例のコースを歩きました。近衛邸手前の高木に小鳥の群れがいます。50羽を越えるアトリの群れでした。「今年は、アトリの当たり年になるんじゃない」と誰かの声。モズの高鳴きも聞き、「母と子の森」の水場を回って「森の文庫」で終了し、探鳥会について話し合いをしました。
Hさんが進行役となり、まずIさんから探鳥会の計画から、当日までの手順について説明がありました。ついでKさんから、これまでに参加して経験した探鳥会の運営について、感じたことを話されました。まったくの初心者に対する説明と、ある程度経験を積んだ会員とは違う説明、対応が必要とのこと。まず双眼鏡の使い方とともに、双眼鏡の視野に目的の鳥を入れるコツから始めることが重要との指摘です。
「当日の天気予報が微妙で判断が難しい時の対応」「例会報告の依頼がスムーズにいかないのだが」「事故などのないよう参加者を把握することが、山登り探鳥会では特に必要」「野鳥だけでなく、植物や、昆虫にも目を向けた観察会が行われているが、それぞれの分野を説明できる担当者が必要」などなど、参加者から要望や指摘がありました。
今後も、探鳥会をよりよいものにするため、今日のような機会を作ることを約して解散しました。 スタッフ研修御苑探鳥会 2014年10月19日(J)
●見聞きした鳥 天候: 晴れ
キジバト、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、イカル、ドバト 20種
次の観察会は「探鳥会案内」をクリック