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鳥と花、そして虫にも目を向けます

 鳥だけでなく、草花や蝶など何でも見てやろうという趣旨で行われた秋の桂川自然観察会、今年最強の台風が近づくというものの、時折日差しもこぼれ、汗ばむ陽気のなかで行われました。
 桂川左岸河川敷に出ると、昨年の台風で斜めに傾いて残されていた木が伐採され、すっかりなくなっています。桂川左岸西大橋下流では、ノビタキが現れ、出席者の目を釘付けにしました。
 西大橋上流で、後続が来るのを待つ間に、チョウゲンボウのハンティングが見られました。独特のホバリングをして、狙いをすまして急降下。スズメらしいのが、かろうじて逃げました。また、ミサゴも再々近づいて楽しませてくれました。

 桂川は、今夏の台風による増水で、河川敷の土壌がはがされ、他方、土砂が堆積し植物を埋めてしまったそうです。されでも野草一種一種、説明を受けながら歩きました。
 上野橋上流ではホオジロ、モズなども現れ、水路ではコガモも出てくれました。
 予定より大きく遅れ、正午頃、堤防上の木陰で鳥合わせをし、解散しました。野鳥は28種出現し、目視した野草は100種を超え、蝶もアオスジアゲハ、イチモンジセセリなど9種に上りました。クルマバッタモドキ(バッタの仲間)も見られたそうです。

 残られた方々と昼食を食べながら、再来年、支部発足80周年になること、幹事会では記念イベントが提案されていることなどを話しました。           秋の桂川自然観察会 2014年10月12日(J)

●見聞きした鳥 天候: 曇り
キジ、マガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、イソシギ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ムクドリ、ノビタキ、コサメビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 28種

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