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秋の草花をめでながら鳥もめでる

 秋晴れの下、開園前の植物園の北山門に1人、また1人と女性の姿が・・・。今回はリビング新聞に掲載していただいた効果か、25人の参加者が集まりにぎやかにスタート。
 門を入ると、モミの木のてっぺんに鳥が止まった!ということでみんなで見上げる。モズの♂の若い個体のよう、なかなかのイケメン。
 噴水の向こう側にハシブトガラスが花壇の土を掘り起こして何かを食べている。時に嫌われ者のカラスだが可愛い瞳とどことなくユーモラスな動きが私は好きで、みなさんにじっくり観察することをおススメした。

 ヤマガラの貯食行動を右左に見ながら、生態園へ。今回も植物の説明はOさんにお願いする。クサギとはなんとも可哀想な名前だが、赤いガクに紺の実がなんとも愛らしい。名前の由来とされている葉っぱの香りも嗅いでみたが、私はそんなに嫌なにおいだとは思わなかった。ツリフネソウは実?を太らせ、ちょっと触っただけでパチンと種がはじけ飛ぶ。時として植物の知恵は動物のそれより秀でているのではと感心する。いつも写真をお願いしている語学堪能のIさんが「英語名はTouch-me-notよ。」と教えてくださった。ススキの根本には、ナンバンキセルがまだ花をつけていた。イネ科に寄生する植物だそうで、私には勉強になることばかり・・・。

 池にそって進んでいくと、換羽途中のマガモ、そして今年まれと思われるアオサギが。アオサギは2個体いて、1羽は小学生?もう一羽はかなり成体に近いので高校生くらいかな?と小学生の姉妹さんと観察。その後ろで、大人たちは林の中に目が釘付け。それもそのはず、キビタキ♂が大サービスと言わんばかりに、とても見やすいところに止まって長い時間、その美しい姿を見せてくれた。今回が初めてのバードウォッチングという方も多く、ビギナーズラックを運んできたくださったのだろう。遅ればせながら私と前出の姉妹もその場へ行き、全員がその姿を見ることができた。

 そのあと、頭上にコシアカツバメ、ツバメ、イワツバメが飛び交い、大芝生まで来て鳥合せ。汗ばむくらいの良いお天気と、ここには書けないガールズトークも含めて、とても楽しい探鳥会となりました。
           2014年10月11日ガールズ探鳥会 A.T wrote

●見聞きした鳥 天候: 晴れ
マガモ、キジバト、アオサギ、トビ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、イカル 21種

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