私が知っているバードウォッチャーの中には、お子さんに鳥の名前を付けている方が何人かいらっしゃいます。
たとえば、娘さんに「つぐみ」と命名した人もいれば、「のじこ」と名付けた人もいます。「可愛いな~」と思ったのは「あいさ」。ミコアイサやカワアイサのアイサです。
いずれも聞いた話なので、どんな漢字やかなで表記するかは知りませんが、素敵なネーミングですね。「あいさ」ちゃんの由来はミコアイサかな?
私が感動したのは、男の子の「渡(わたる)」。命名したご本人から聞いた話ですが、そのお子さんが生まれた日の朝、病院の窓からタカが渡っていくのが見えたそうです。その方が熱心なホークウォッチャーだけにドラマチックです。
私には子どもはいませんが、もし男の子がいたら「いかる」と命名します。理由の一つは、私をこの世界に引き込んだのがイカルだったから。
もう一つは、イカルの鳴き声が好きだから。「お菊、二十四」と聞きなす独特の声が、私にはノホホンとした、何の悩みもない呑気な声に聞こえるのです。ノホホンと生きるのが一番幸せでしょう。
わが子に鳥の名前を付けられるのは、結婚や出産の前から鳥を見ている若いバードウォッチャーの特権です。私のように中年になってから始めた人間には望むべくもないです。
次の観察会は「探鳥会案内」をクリック
Unknown
はじめまして
うちの娘、18年前に生まれた時『あ
とり』と名付けました
当時は今ほどバードウオッチングも
流行ってなく、どう言う意味?って
よく聞かれました
今なら親の趣味丸出し(笑)
うちも男の子なら『いかる』だった
かな?こちらはボクの住んでるとこ
ろが斑鳩町なので
Unknown
「あとり」ちゃんですか、可愛い名前ですね~。個性的ですし、必ず覚えてもらえますね。
理由は私と違いますが、「いかる」もいい名前だと思います。
お若い頃から鳥を見てらっしゃったからこそ、わが子に鳥の名前が付けられるんですね。うらやましいです。