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バードウォッチャーとバードフォトグラファーの識別ポイント

最近、フィールドでフォトグラファーに遭遇する機会が増えました。私も撮りますからバードウォッチャー兼フォトグラファーなのですが、違和感のあるバードフォトグラファーもいます。
まず、双眼鏡を持っていない人が多い。野鳥を撮る気はあっても、探す気は最初からないようです。松田道生さんも違和感を抱かれたようで、次のように書いておられます。

不思議に思って何人かに質問してみると異口同音に「写真を撮るのに双眼鏡が邪魔だから」という返事が返ってきました。なかには「双眼鏡で鳥を見ていたら撮りそこなう」と言った方もいました。これは、軽いカルチャーショックでした。

バードウォッチャーとバードフォトグラファーは生息域が少し異なりますが、外見はよく似ています。鳥に例えれば、オグロシギとオオソリハシシギかな? この2種の識別ポイントを私なりに考えてみました。

    
     これはオグロシギ

①双眼鏡を使う・使わない
②フィールドノートをつける・つけない
フォトグラファーにはそもそもフィールドノートが必要ない(つけないバードウォッチャーも多いですが、私は約25年間記録しています)。
③野鳥番組を見る・見ない
バードフォトグラファーの関心はカメラ機材にあって、鳥は被写体でしかないので、その生態には無関心。したがって、NHKの「ワイルドライフ」や「ダーウィンが来た!」などの野鳥番組は見ない。
④言葉遣いに配慮がある・ない
バードフォトグラファーのブログは時々バードウォッチャーの神経を逆なでする。
例-1…「今日のカワセミは芸が少なかった」(鳥は猿回しの猿か?)。
例-2…「鳥友さんから情報をもらったのでスクランブル発進した(出撃した、参戦した)」(鳥を見るのは戦争か?)
例-3…「先日ヤマシギにふられたのでリベンジに行ってきた」(リベンジは「復讐」。鳥に恨みでもあるのか?)

    
     こっちはオオソリハシシギ

⑤愛鳥意識がある・ない
野鳥を撮る気はあるが守る気はないので、餌付けしたり、ストロボを使うことに罪悪感がない。
⑥自然保護団体に所属する・しない
愛鳥意識や自然保護意識がないので、当然、保護団体などに入る気はない。
以上の識別ポイントでYESが3つ以上あればバードウォッチャー、NOが3つ以上あればバードフォトグラファーです。

                次の観察会は「探鳥会案内」をクリック

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2件のコメント

  1. 石田

    Unknown
    検索サイトから来ましたので、古い記事にコメントを失礼します。
    当記事はまったく根拠のない、バードウォッチャー側の視点からでしか物事
    を見られない、極右の思想による妄言です。
    「ウォッチャー」たる立場の方々が、狭い視野でしか物事を見られないとい
    うのは、なんとも皮肉なことでございますね。

  2. bulbul

    Unknown
    私が書いたものではありませんが、確かに偏った、押し付けがましい意見ですね、
    ま、一つの考えとして受け取っていただけるとありがたいです、

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