うだるような暑さとはまさしく今日のような天気。さすがに祇園祭りの前祭りの山鉾巡行が終わると夏本番。夏休み初っ端の3連休の最終日で親子の参加は少ないと予想はしていたが親子は2組で、うち1組は3世代での参加。もちろん、お孫さん連れのご参加も当探鳥会は大歓迎。
九条池から今日は理由あって、母と子の森へと急ぐ・・・、とは言っても道中、見逃せないものも。ベンチの上には、きれいに種類分けされたセミの抜け殻が。アブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミ・・・、と誰かがお勉強をしていた様子。そのあと、セグロセキレイの幼鳥、ハシブトガラスの若鳥は声変わりの途中なのか面白い鳴き声。
迎賓館の東側に入ると、5月の親子探鳥会の時には葉っぱだけだったヤブミョウガが見事なほどに満開。そして、今日の目的の母と子の森へ到着。
どうしても、この時期に親子探鳥会をしたかったのは、アオバズクの親子を見せたかったからだ。
親2羽ヒナ2羽の微笑ましい姿は、いくら見ていても飽きない。子どもの背丈にフィールドスコープを合わせるのは、なかなか大変なのだが、子どもたちにもなんとか見せることができた。離れがたい気持ちをこらえて、時間が進むにつれて暑さもましてくるので先に進む。ムクドリ、キジバト、シジュウカラの常連さん達もしっかりと見て、児童公園では頭上にエナガの若鳥たちが。
最後に、担当者の拙い絵のツバメの種類とその巣の絵合わせクイズと鳥合わせをし、しっかり水分補給をしていただいての解散となりました。この日の参加は昔、子どもだった方も合わせて14人。みなさん暑い中、本当お疲れさまでした。次回は、9月23日(祝)です。
京都御苑親子探鳥会 2014年7月21日 A.T Wrote
●見聞きした鳥 天候:晴
マガモ(交雑種)、キジバト、トビ、アオバズク、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル 19種
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