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大阪バードフェスティバル

11月16日(土)17日(日)の2日間、大阪自然史博物館において「大阪バードフェスティバル2013」が開催されました。
野鳥を中心とした自然観察グループをはじめ、バードカービングやワイルドライフアートなど芸術系のグループなど45団体が出展する関西最大の野鳥イベントです。

例年どおり京都支部も出展。今回は舞鶴をテーマに、写真パネルの展示、書籍『舞鶴の守りたい自然』の販売、現地会員が作成したリーフレット「舞鶴の自然と野鳥」の配布を行いました。
また、昨年好評だった「風呂敷教室」を今年も開き、ビデオ「京都の野鳥~春夏秋冬」も放映しました。
舞鶴の写真に見入る高齢の男性に声をかけると、「抑留されて舞鶴に引き上げてきたので懐かしい」とのこと。年齢を尋ねると、何と99歳。元気に会場まで足を運ばれたのです。
また、「以前舞鶴に住んでいて、今でも時々帰る」という若い男性は、舞鶴の自然が懐かしかったようで『舞鶴の守りたい自然』を購入されました[ 購入希望の方は京都支部ホームページ、トップ右上「お問い合わせ(クリック)」からお申込下さい。『舞鶴の守りたい自然(クリック)』 ]

昨年に比べて出展ブースは少なかったものの、樋口広芳氏による講演会「鳥の渡りと生物多様性の保全」、シンポジウム「色・鳥どり 鳥たちの多様な色彩の進化と芸術への浸透」、野鳥写真家・叶内拓哉氏やイラストレーター・谷口高司氏による体験講座など多彩なプログラムが展開されたこともあって、昨年よりも多い16,700人が来場しました。

一般市民との交流もさることながら、こうしたイベントでは、他の団体と交流できることも魅力の一つ。ビデオをご覧になった大阪のNPO法人の方と京都の野鳥について情報交換したり、京都府から出展されていた里山の会の方とも交流できました。
「風呂敷教室」は中高年だけではなく若い女性にも人気。また、アセスの仕事をしているという20代前半の男性2人もブースを訪れてくれました。まさに老若男女、さまざまな人々と交流できました。

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