西の湖あたりでコヨシキリが繁殖してるらしい。ということで “鳥の会” で見に行くことになった。毎年、八幡山でタカの渡り観察会があるので上から眺めてはいるのだが、さほど歩いた記憶はない。
見事な芦原である。それに、まだ実ってはいないけど、あたり一面に広がっている麦畑も青々として風になびいていて、美しい限りだ。
この会のボスは自然史博物館の動物研究室の人。一応、鳥なんだけどいつもあらゆる生物に目を配る。私は全く興味ないのだけど、なんだか外来の貝、らしい。違ってたらごめんなさい。
ケリだ。数羽いる。餌があるから繁殖してるのだろうが、この広大な畑地、どうも生物が少ない気がする。
この時期にしてはカエルすらさほど見かけない。湖畔から、ウシガエルの声がたまに聞こえていたけれど。
けっきょく、コヨシキリは発見できなかった。”びわ湖よし笛ロード” を安土駅まで歩いたが、除草薬が使われた痕跡が見られたり、自然環境の維持と農業生産のバランスなど、考えることが多かった。 2013年7月7日(晴れ)
●見聞きした鳥
マガモ、カルガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ケリ、タマシギ、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、カモ(雑種)、ドバト 30種
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