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京都御苑府民探鳥会

 まだ4月だが、五月晴れそのものの29日、京都御苑乾御門に集まった鳥見人は32人。お目当ては渡ってきた夏鳥たちである。集合地の乾御門上空にはツバメが舞っていた。

         ニョイスミレ Viola verecunda スミレ科スミレ属

 出発して間もなく、児童公園で早速キビタキが出現、センダイムシクイの「チョチョビー」も聞こえてくる。オドリコソウノ花を見ながら到着した近衛邸跡では、エゾムシクイの「ヒーツーキー」の声が…。イカル、メジロ、シジュウカラのさえずりを聞きながら進む。「母と子の森」の水場付近では、オオルリの雌が見られた。至る所にウマノアシガタやカキドオシ、ニョイスミレの花が咲いている。

      ビンズイ(英名: Indian Tree Pipit) Anthus hodgsoni スズメ目セキレイ科

 迎賓館の東を南下し、大宮御所西側の散策道を進む。つがいと思われるコゲラ2羽がサービス出演して観客を堪能させてくれた。まだ残っていたマヒワやキクイタダキを見た方もおられた。ツグミは少数が残っていたが、つい先日まで多数みられたシロハラやビンズイ、シメは「希少種」になってしまった。
 九条邸跡の池に着いて「鳥合わせ」。本日の出現鳥は27種だった。
            京都御苑府民探鳥会 2013年4月29日 Σ

        オドリコソウ Lamium album var. barbatum シソ科

●見聞きした鳥
キジバト、アオサギ、トビ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、エナガ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、キビタキ、オオルリ、スズメ、ビンズイ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、イカル、アオジ 27種

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