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鳥の重さ

今年はキクイタダキの当たり年のようで、京都府内でもあちこちで観察されています。
下の動画は三川合流で撮影したもの。この鳥はチョコマカ激しく動くので動画撮影が難しいのですが、この個体は珍しく枝にじっと止まってくれていました。
頭頂部に黄色い斑があるので「菊戴き」ですが、英名もGoldcrest(金の冠)。学名の「小さな王」も、頭の黄色を王冠に見立てての命名のようです。

    

日本で最も小さい鳥と言われていて、図鑑によると体長は10cm。最小=最軽量でしょうから、日本で最も軽い鳥とも言えます。
体重は3g、つまり1円玉3個分。にわかには信じられない軽さです。ちなみに、日本で最も重い鳥はオオハクチョウで、体重8~12kg。
さらに調べると、世界で最も軽い鳥はマメハチドリで2g。最も重い鳥はダチョウで150kg。飛べる鳥で最も重いのはアフリカオオノガンで22kgだそうです。
空気力学の理論上では、飛べる鳥の体重は22.7kgが限界とのこと。このアフリカオオノガンはギリギリなんですね。

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