金剛山は春まっただ中。山上では地元産品を並べたり、善哉をふる舞ったり千早のガイドマップが貰えたり、小さなお祭りで賑わっていた。好天に恵まれ温かく気持ちがいい。
念仏坂を登り切った伏見峠、しっかりとしたドラミングが一行を歓迎してくれた。みんなで森に穴があくほど探したが見つけられなかった。アカゲラではなかったかと思ったが、
眼下に広がる大阪湾は霞んでいたけど展望台の下で昼食。
そこここでミソサザイが囀る登山路をすすむ。
大和葛城がま正面に位置する仁王杉あたり、ゴジュウカラやコガラそれにカタクリの花、転法輪寺までの裏道、時間をかけて楽しんだ。キクイタダキの声も聞かれた。
休憩だ。柚子風味の “冷やしあめ” をいただく。各地の寺社で集印されている方もおられ、ここで受けられたサインを見せていただいた。
後半は “ロープウェイ近道” を磨崖仏やミヤマカタバミの群落を眺めたり、のんびり歩く。イカルの小群がブナの林にやって来た。ちょっと離れたところにアオバト、「どこどこ ?」ってことだが双眼鏡の視野から外れるともう分からない。後で 6羽ぐらいの群れがいて互いに鳴き交わしていた。こんな光景は初めてだ。
ロープウェイ山麓駅で鳥合わせしバス停までの川沿い、美しいオオルリやキビタキの雄でまた盛り上がった。
金剛山探鳥会 2013年4月28日
●見聞きした鳥
キジバト、アオバト、コゲラ、アオゲラ、カケス、ハシブトガラス、キクイタダキ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ゴジュウカラ、イソヒヨドリ(富田林駅)、ミソサザイ、キビタキ、オオルリ、イカル、ホオジロ 24種
次の観察会は「探鳥会案内」をクリック