集合地の叡電修学院駅あたりは、ツバメの町中塒が形成される。珍しいことなのだがそんなにみんなが注目してるとは思えない。この時期からツバメの姿が目だつところである。
梅谷へは音羽川沿いに離宮道をたどり赤山禅院を目指す。やがて梅谷川にであうわけだがそのあたりからヤマガラやメジロの声が聴こえはじめる。橋を渡ったら高木からはセンダイムシクイ、笹はらからはコマドリの囀り、と行きたいところだが、どうも笹に力がない、地力が弱くなってきてるのか、あるいは食害があるのかも知れない。
遠いキビタキにかぶさるようにオオルリが謳う。例年の行事なので毎年ここで野鳥の春を味わうことになる。ヤマザクラがハラハラと花弁を散らす、木々の若葉、大好きな季節である。恵まれればエゾムシクイも聞けるのだが今日はだめだった。耳のいい人がヤブサメを聞いた。
マヒワの群れが梢を渡って行った。トビが 2羽、青空を背に戯れている。アオバトが比叡山へ登っていった。みんなでゆっくり見たかったが仕方がない。
砂防ダムからカエルの声、識者によるとタゴガエルだと言う。林の奥にミツバツツジの花を見つけた。
梅谷川早朝探鳥会 2013年4月14日
●見聞きした鳥
アオバト、キジバト、トビ、コゲラ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、センダイムシクイ、メジロ、ミソサザイ、シロハラ、コマドリ、キビタキ、オオルリ、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、イカル、アオジ、ドバト 30種
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