心地よい小春日和となった日曜日、目にも鮮やかな紅葉が映える京都御苑に集まった鳥見人は28人。冬鳥のツグミ、シロハラが迎えてくれる中を、いつものコースで近衛池へと進む。ここの住人、カワセミが歓迎してくれた。このところ、なぜか苑内に増えているヤマガラの姿があちこちに。
芝生を歩いて採餌するビンズイの姿や、祐ノ井の大イチョウの紅葉を見ながら、母と子の森に向かう。水場では、先日から滞在しているアカゲラの声が聞こえたが、姿をとらえることはできなかった。
苑内にはイカルが多数滞在していて、あちこちで上空を飛び、声も聞こえる。食べごろになってきた木の実に集まっているようだ。ムクノキの実は鳥たちの大好物で、ツグミやヒヨドリも集まってくる。
九条池に到着して鳥合わせ。キクイタダキやコサメビタキを見た方もいて、出現鳥32種と11月の探鳥会としては新記録になった。 京都御苑探鳥会(11月18日) Σ
●見聞きした鳥
アオサギ、マガモ、カルガモ、トビ、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、コサメビタキ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 32種
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