恒例の北嵯峨探鳥会は今まで通り毎月第三木曜日に開催されている。今回は休日に開催して欲しいと言う会員からの要望にお答えする形で追加された。来年四月も追加開催する予定になっている。
秋も半ばとなり朝晩が涼すく過ごせる季節となってきた。
前半はいつもとは異なるコースを歩く。大覚寺の庭園の外を南側から東側へ進む道を曲がったところで「イワツバメ」の群れが出迎えてくれた。
道なりに進み、左折して後宇多天皇陵を目指す。途中「カワセミ」「モズ」「ホオジロ」などと出会い、天皇陵で一休み、ここを出発しようとした時小鳥の群れが出現、「メジロ」「エナガ」「シジュウカラ」「ヤマガラ」の混群であった。
稲刈の済んだ田畑を眺めながら進むと、広沢池の北側の山の上を「ミサゴ」が舞っている、しばらくすると枯れ木の頂上に止まった。一行の足取りも止まった。
広沢池が近くに見えてきた。いよいよ目当てのポイント「ノビタキ」だ。どれもこれも色が薄い。メスばかりのようだ。四方八方見渡してやっと黒い顔のオスを見つけて全員納得し先へと進む。
サクラタデ Polygonum Conspicuum タデ科 イヌタデ属
広沢池では珍しく「クロハラアジサシ」が見られた。他には「キンクロハジロ」「ホシハジロ」「イソシギ」などがみられた。ここから大覚寺に戻る予定であったが、「ミサゴ」や「クロハラアジサシ」のおかげで約1時間オーバー、止む終えず児子神社の境内で鳥合わせとなった。
この後大覚寺への帰り道で「タシギ」に出会え、総計40種となった。
担当者(私)の不備で観察鳥リストにツバメ類が抜けていたため、誰ひとり気づかず終了した (ゴメンナサイ!)。
ちなみに「イワツバメ」「コシアカツバメ」「ショウドウツバメ」の3種類がカウント落ちでした。
北嵯峨探鳥会 (10月14日) K.K wrote
●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ミサゴ、トビ、オオタカ、イソシギ、タシギ、クロハラアジサシ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ショウドウツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ノビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス 40種
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