とりあえず天気は良い。絶好の “タカ渡り観察日和” 。ところがところが、である。近くの滋賀支部の定点観測地、猪子山も飛んでないという。一斉調査の日、こちらとは一桁違う岩間も八幡山とさほど変わらない数のようだ。
なぜかアオサギが気流に乗って高度をかせいでいる。
「渡るの ?」「いや、やってみただけ」
いつぞやのように次からつぎからってこともなさそうなので、みんなのんびりと観察路をまわったり、植物を見たり、初秋を楽しんでいる。
西の丸の見晴し台でハチクマがわりと渡ったようだ。
08:30 ハヤブサ (地付き)
09:20 ハチクマ
09:50 ハチクマ 4羽 (西の丸城趾)
10:00 サシバ (トビ2羽がモビング)
ハヤブサ
ハチクマ 3羽 (西の丸城趾)
10:20 チョウゲンボウ (地付き)
サシバ
10:30 ハチクマ 2羽 (西の丸城趾)
10:40 ハチクマ
サシバ 4羽 (西の丸城趾)
10:50 ノスリ 2羽
11:00 ノスリ、
サシバ (トビ1羽がひつこくモビング)
ノスリ 2羽 (西の丸城趾)
11:20 ハイタカ 3羽 (西の丸城趾)
13:10 サシバ
14:00 サシバ
観察している場所のすぐ後ろが、エアコンの効いた、冷たい飲みもの買い放題のみやげもの屋、清潔なトイレもある。ロープウェイ山上駅から徒歩30秒。時たますぐ近くからハヤブサやチョウゲンボウが飛び出したり。一昨年はタカの総数が 600近くになった。
八幡山、ただ一つの欠点は来たり来なかったり、とてつもない大波が引いては返すことである。
八幡山タカの渡り探鳥会 9月22日
●見聞きした鳥
アオサギ、ハチクマ 11、トビ、ハイタカ 3、ノスリ 5、サシバ 9、ハヤブサ 2、チョウゲンボウ1、ドバト、キジバト、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エゾビタキ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 22種
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