メニュー 閉じる

『ビッグボーイズ』

当ブログの6月15日の記事でご紹介した、バードウォッチャーが主人公の映画『ビッグボーイズ』を観てきました。
私はシニア料金(1000円)で入場できますが、前売り券(1300円)を買うと非売品のパンフレットがもらえるというので、そうしました。

       非売品のパンフレット(B5版・16ページ)

映画のパンフレットで最も値打があるのは、撮影の裏話を記したプロダクションノートですが、このパンフレットにはあまりおもしろい話が書いてありません。気温が-29℃のユーコン(カナダ)から44℃のフロリダまで100カ所のロケーション撮影をわずか55日で完了させたとか、監督が「野鳥観察と映画製作は似ている」と言ったとか、いまいちの内容でした。
映画のストーリーは前回の記事でも少しご紹介しましたが、仕事も家庭も放り出して、1年間全国を飛び歩いて700種類以上の鳥を見るというもの。言わば、バードウォッチャーの夢が繰り広げられる映画です。
中には、たった1種類の珍鳥を見るためにヘリコプターをチャーターするシーンもあります。うらやましいというか、あきれるというか。いずれにしてもバードウォッチャー必見の作品です。
私は原作も読み、字幕なしのDVDも観たのでストーリーは分かっているのですが、それでも楽しめました。映画としてもそこそこの出来だと思います。
映画館のロビーでは「日本野鳥の会大阪支部」による野鳥写真のパネル展示が行われていました。

初日の第1回上映でしたが、入場者は意外に少なく40人程度。やはり中高年が多いです。
シネマート心斎橋では日本野鳥の会の会員証を提示すると、一般1,800円が1,000円に割引になります。しかも、同伴者も1,000円で、何人でも可。あまり使う機会のない会員証なので(笑)、こういうときに活用しましょう。
シネマート心斎橋のwebサイトはこちら。上映は7月27日まで。

               次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

カテゴリーの最近の記事