雨だ。ちょっと早めに集合地へ着いた。昔、祖母からよく聞いた表現で、物がたくさんあることを「重たいほど…」といってた。それこそ「重たいほどの緑である」、新緑の時期が過ぎ成長の季節なのだろう。あたりには、力強い木々の薫りが漂う。なんとも気持ちが良い。
7月に入って花も少なくなっている中、ネムノキの繊細な花が雨に耐えている。目の覚めるような美しさである。
だんだん雨脚が強くなっている。集合時間も過ぎて、もちろんどなたも見えない。探鳥会は中止だ。
一日空いた。今少し先に予定していた、現在営々と進行中の「駅のツバメの巣」調査をすることにした。叡電鞍馬線、まだいくつかの誰も行ってない駅が残っている。絶好のチャンス到来。
比叡山探鳥会 7月1日
調査の概要
とにかく駅に行ってツバメの巣をチェックして、記録事項を書いて、大阪市立自然史博物館の和田まで送る(E-mail wadat@mus-nh.city.osaka.jpまで)。
調査範囲
・関西2府4県の駅(大阪府に限りません!)
・調査する場所は駅舎です。改札周辺とその建物の外側が主です。ホームにはあまり巣はありませんが、一応調査範囲とします。
・改札を含む一塊の建物を駅舎とみなします。渡り廊下などで繋がっている先の建物は含めません。ぎゃくに一塊でなくても、明らかに駅の施設の一部と見なせる建造物は駅舎に含めます(たとえばトイレが別棟の場合)。
・したがって、調査する駅は、地上に駅舎のある駅に限ります。地上に出入り口しかない地下鉄の駅は含みません。駅舎がなく、ホームに屋根があるだけの駅の情報は参考情報扱いにします。
・ケーブルやロープウェイの駅も含めます。バス停や道の駅は含みません。
調査期間
・今後もまた調査するかもしれませんが、とりあえず2012年です。
・2012年の調査期間は4月20日~7月31日(情報を集めはじめたのは、5月16日)
記録事項
1.確認日(確認日が複数ある場合は、どれか一つでいいです)
2.確認した駅名
3.ツバメの巣の有無(無くても報告のこと)
4.巣があった場合は、ツバメの種類と巣の数(使用中の巣、使って無い巣、つくりかけ叉は壊れた巣に分けて。ヒナがいたらヒナの数も)
5.観察者名
関西の駅のツバメの巣 (未調査駅一覧) 「和田の鳥小屋」より
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