身近な小鳥たちも妙に少ないおかしな冬だったけど、今日こそ異変に幕が引かれるかも知れない。そんな期待をこめて定例調査に臨んだ。
あちこちからウグイスの囀りやキジの声が聴こえる、だけどどちらかといえばまだ普段の春先の雰囲気ではない。静かである。
ツグミが数羽、この時期いつもなら地上に佇んで虫探しをしているのだが、まだ梢に止まっている。エナガがやって来た。尾っぽが曲がっている、近くで抱卵してるのだろう。
土筆だ。やはり心が騒ぐ。春が来てる。「ここでみんなで野草食べたりしたいなぁ、七草粥とか..」植物担当の T氏による田んぼでないと 7種は揃わないそうだ。
足もとの小さな花をつけた草にときめく。オランダフウロウらしい。
森のなかを進む。イカルが騒がしい。後ろのほうで「ニワトコの花て紫や思てた….」。帰りに写真を撮った。メジロが囀りだした。
桂川生物多様性調査 (三川合流) 3月25日
●記録した鳥
カワウ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、コジュケイ、キジ、イソシギ、ドバト、キジバト、コゲラ、ツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 35種
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