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京都御苑探鳥会

     ビンズイ(英名: Indian Tree Pipit) Anthus hodgsoni スズメ目 セキレイ科

 夜来の雨も上がって暖かい鳥見日和となった日曜日朝9時、京都御苑探鳥会に参集したトリミニストは30人。さて今日はどんな鳥に出会えるかと期待に胸を膨らませながらいつものコースをスタートした。だがしかし、である。鳥の気配がしないではないか! カラスやヒヨドリの声だけが空しく響くばかり。このところ暖かい日が続いたためか、今秋は山の木の実が豊作だったためかわからないが、冬鳥の姿がほとんど見られない。例年の今頃ならシロハラ、ツグミ、アトリ、シメなどの冬鳥がいるのだが、出現したのは、シロハラ1羽と探鳥会の最後にようやく探し当てたビンズイ2羽という始末。「母と子の森」の水場でしばらく待ったが、1羽の水浴びに来なかった。

 やむなく、鳥が好んで食べるムクノキの実を観察したり、九条池に棲むスッポンをスコープで眺めたりしてお茶を濁す。ただし、遠くを飛ぶオオタカを見つけた目のいい方がいた。アオバトがどこかにいるはずだが、残念ながら発見できなかった。鳥合わせで確かめた出現鳥は20種で、11月の京都御苑探鳥会(小雨決行を除く)でのワースト記録となった。                 京都御苑探鳥会(11月20日) Σ

●見聞きした鳥
アオサギ、マガモ、トビ、オオタカ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、シロハラ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 20種

     メジロ(英名: Japanese White-eye) Zosterops japonica スズメ目 メジロ科

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