紅葉の観光シーズン、大沢池入口に臨時拝観受付口が設けられ、池に面して赤もうせんの床机を並べた茶店がわれわれを迎えた。また、澄んだ空に嵯峨菊が映えた。常連のカモたちが入っていたが、いつもより数が少ないように思えた。キィーコーキと鳴き声が響き、大木の遠く高い梢近くにイカルをスコープに捉え、その黄色く太いくちばしに感嘆の声が出た。
今日の広沢池は、カイツブリを数羽見かけたぐらいの寂しい水面であった。そのかわり、戻りの田園でタシギを畦の間に捉え、代わる代わるスコープを覗いて背の黄色の線と長い嘴を確認して、小満足ぐらいまで充足感が回復した。 北嵯峨探鳥会(11月17日) K.O wrote
●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、ミサゴ、トビ、オオバン、タシギ、キジバト、カワセミ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 28種
次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック