巨椋のシギチをご紹介します。今回はよく似ていて識別が難しいヒバリシギとトウネン。
どちらも、少しだけ水が残っているか湿っているような休耕田で採餌しています。図鑑には、脚が黄色いのはヒバリシギ、黒いのはトウネンと書いてあります。下の動画はヒバリシギ。脚が黄色いのですぐに識別できました。
下の動画を撮影した時はどっちか分かりませんでした。脚は黒く見えますが、泥で汚れて黒く見えている可能性もあります。
帰宅して編集する際に、もう一つの識別ポイントを注視しました。背に白いV字模様があればヒバリシギ、なければトウネン。何度かストップモーションを繰り返して見ましたが、V字模様がないのでトウネンと判断しました。
また、ヒバリシギのクチバシが長く鋭い感じ対して、トウネンのは短く鈍い感じに見えます。そして、ヒバリシギは単独でいることが多く、トウネンは上の動画のように群れでいることが多いように思います。
●次の観察会は、
「南下中の夏鳥たち」 京都御苑探鳥会 10月2日(日)
ムシクイ類、ヒタキ類、地元の鳥たちも。(小雨決行)集合地で判断
集合 午前8時30分 京都御苑乾御門
交通 地下鉄「今出川」、市バス、京都バス「烏丸今出川」下車、烏丸通を南へ150m
行程 御苑内半周 約2km
解散 正午頃 九条池
担当 内田 孝