巨椋干拓田では今年もタマシギがあちこちで繁殖しています。
ご存知のように、タマシギは他の鳥と違ってオスが地味でメスが派手、しかも一妻多夫制で、子育てはオスの役割という変わった生態です。下の動画でも、メスの方が堂々としています。
メスは派手なかっこうで外で浮気する一方、オスはおとなしく家(巣)で子育て…。ついつい感情移入して、タマシギのオスを相憐れむ恐妻家のおじさんバーダーも多いのではないでしょうか(笑)。
上の動画を撮影して1週間ほど後、別の場所で幼鳥3羽が連れ立って行動しているシーンを目撃しました。
一妻多夫制なのでメスは時期をずらしてあちこちにファミリーをつくるため、上のようにペアリングするカップルがいる一方で、すでに産卵→孵化→成長して、こんなに大きな幼鳥もいるということでしょうね。
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