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鴨川リレー探鳥会

 暑い日が続くなか、それでも探鳥会に参加して頂けることに感謝。北山橋から出発。

             六つ葉のクローバー

 最近新聞に鴨川の事が記載され感心を集めているので先ず、京都府が始めようとしている七条から下流域の河川整備計画に付いて話す。道はジョギングロードとして整備され、蝶が飛び交っている草むらは全て芝生となる。中洲も除去されることになるだろう。野草も蝶も殆ど見られなくなる鴨川、はたして本当に市民が望んでいる鴨川の姿なのだろうか。野鳥の姿を追うこともままならないのでは・・。

 じっくりとダイサギの観察から始まった。まだ嘴に黄色い部分が残っている個体がいた。
 今日は、担当者も、また参加者の中にも植物に詳しい顔ぶれが揃っている。せっかくの機会だから植物(野草)を中心とした観察会として進めることにした。

 辺り一面シロツメグサがいっぱい、誰かが四ツ葉のクローバーを見つけてきた、すると一方では六ツ葉が見つかった!。ニワゼキショウはアヤメ科。木陰はれっきとした学習の場になっていた。オニヤンマ、モンシロチョウ、アオスジアゲハ、ナミアゲハ。ツマグロヒョウモン、おっと、ハクセキレイが食べているのは大きなオニヤンマではないか、途中大きなコイが死んでいた。カラスやトビが食べないのは何故?。彼らは既に人間の食べ物の味を覚えてしまったから?。
 「こっちにスッポンが居るよぅ~!」と誰かが叫ぶ。川の中央から波紋を広げて悠々と泳いでくるのはアオダイショウ。北山界隈にはまだまだ自然が残っている。下流域もこうあって欲しいもの、とみんなでうなずきながら少し早めの解散をした。
            鴨川リレー探鳥会 (6月26日) K.N wrote

●見聞きした鳥
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモもどき、カルガモ、トビ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、 ハシブトガラス、ハシボソガラス 17種

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