この時期、フィールドへでる機会があると、やはり「春」を探してしまう。自然系のメイリングリストなどではウグイスの囀りが話題にあがっている。ホオジロも囀っていた。
テレビで夏の風景が放送されてミンミンゼミが聞こえてたりすると、なぜか「いいなぁ」と思ってしまうのは筆者だけなのか、「ないもの強請り」という言葉があるけどそれとは少し違う気がする。やはり人をふくめ生物の基本は「生きる」なのだろうから、遺伝子のなかに「明日」を肯定的にとらえるような仕組みが、プログラムされてるのかも知れない。みなさん、どう思われますか ?
オオイヌノフグリは移入種だけど今やタンポポ、ホトケノザなどとともに春の象徴である。この日は残念ながら、まださほど”春の花”をみつけることはできなかった。オドリコソウの開花も遅れているようだ。
日陰でふだん湿度の高い場所の土がひび割れていてイタチの足跡が残っていた。ずいぶん小さい印象だ。専門家の話しによると爪痕が 5つだと「犬」が考えられるそうだ。
鳥たちはすでに移動しはじめているのだろう、種類も個体数ずいぶん少なくなっていた。
桂川生物多様性調査(三川合流) 3月5日
●記録した鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、トビ、オオタカ、ノスリ、キジ、ケリ、イソシギ、ドバト、キジバト、カワセミ、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、スズメ、ハシボソガラス 40種
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