2月20日、京都府河川課が主催の「鴨川探検!再発見!」
鴨川で水辺の野鳥観察会が実施された。
9時頃から参加者が土木事務所に集まり、ミーテイングが行われた。
折しもハヤブサの鳥インフルエンザ騒ぎが起こっており、府の担当者は参加者にわかりやすく注意を促していた。
参加した私たちは、「鴨川ってどんな川?」のタイトルでコンピューターをつかって30分ほど事前学習の後、子ども達とともに河川敷へと走っていった。
鴨川には何故こんなにも多くのカモたちが訪れるのかな?
外敵から身を守るためには隠れるために中洲が必要だね、中洲には餌になる草や昆虫もたくさんいるよね、安心して子育てできる場所も必要だね・・などなど、「中洲」の必要性に付いて十分に説明をしたんだけど、チョット強調しすぎたかな・・
一同”なるほど・・”、とうなずきながら話を聞いてくれました。
鴨川にこんなきれいなカモがいるなんて、知らなかった!
子どもだけでなく保護者も一緒にスコープを奪い合いながらの観察会。
鴨の羽根はリバーシブルなんだよ、そして鴨の嘴はブラシのようになってるんだよ!、という Uさんの説明に目をぱちくり。その顔を見ながら私たちも満足、満足。
いま、鴨川や桂川の状況をみていると、木は切られ、中洲は無くなり、たまらないような気持ちになるこのごろです。
まず、私たちにできることとして、河川や中洲に対する思いを、市民の方々と共有することが必要では、と思うのは、はたして私だけ、かな? K.N wrote
♦水鳥たちの居場所のなくなった七条大橋上流付近 (撮影: 2011年2月22日)
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Unknown
河川の伐木についてはずっとやめてくれるよう行政に抗議し、鳥の生息調査もしていろんな方にも呼びかけてきました。野鳥の会の会員の多くの方が同じような思いをお持ちのことと思います。残念ながら、ごく一部に、行政に抗議することどういうわけか嫌う方がいるのも悲しい現実です。
野鳥の会が会として、河川行政に積極的に発言できるようになっていただきたいものです。
Unknown
会員の方々は様々なお考えをお持ちですね、大きな流れの中で積極的な行
動が必ずしも自然保護に繋がるわけではないのかも知れません。地道に大勢
の方に探鳥会などで野鳥を通じて身の回りの自然に目を向けていただけるよ
うに努力する、それなら会員の大多数のご賛同をいただけるのではないでし
ょうか。