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ユリカモメのカラーリング

年末に鴨川で「黄色SE」のカラーリングを装着したユリカモメが発見されました。
大阪鳥類研究グループの情報によると、この個体は2005年1月に鴨川で捕獲されてカラーリングを付けられ、同年12月、つまり一旦シベリアに帰って夏を過ごした後、東京都の隅田川で発見されたそうです。その後、2007年1月には三重県津市の海岸で発見。そして今回、再び鴨川にやってきたわけです。

             黄色SEのカラーリングを装着したユリカモメ

ユリカモメは京都の冬の風物詩であると同時に、宇治の風物詩でもあります。毎年、宇治川の平等院沿岸から宇治橋にかけて、多数の群れが集まります。今年も約150羽が浅瀬で羽を休めたり、観光客が与える餌に群がっています。
先日、双眼鏡とスコープを持参して調べたところ、この宇治川グループの中にもカラーリングを付けた個体がいました。黄色PP。写真は撮れなかったのですが、昨年2月に琵琶湖で標識された個体で、再発見は今回が初めてだそうです。

                     宇治川の朝霧橋で

みなさんもぜひユリカモメの足環を探してみてください。

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