
ノウサギの足跡
この探鳥会はいつもと違って滋賀県側から「坂本ケーブル」を利用する。ここのところの寒さも一段落するのか、手のかじかむような日でもなさそうであった。しかしケーブルカーが高度をとって行くにともなって車窓からの眺めは冬色が濃度をまして行く。

延暦寺駅に到着するとけっこうな積雪があった。どういうわけか駅周辺をヤマガラが飛び交う、駅員さんのお話ではピーナツで餌付けしてるらしい、早速みんなで試してみた。なんと我々の手のひらにも来てくれるではないか、ちょっとはしゃいでしまった。

この時期、鳥は個体数も種数も少ない。
低温下での行動パターンは少し違うのかも知れない。なぜか警戒心が薄れている。これはカヤクグリ、みんなでワイワイ見ているのだがまったく動かない。
近畿圏では雪害なども少なく、雪は美しいもの、楽しいものの一つとしても良いだろう、流石に雪合戦はしなかったが、さまざまな哺乳類の足跡、普段の比叡山ではない異次元な風景などを満喫した一日となった。 比叡山探鳥会 (1月22日)
●見聞きした鳥
キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、カヤクグリ、ルリビタキ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ウソ、カケス、ハシブトガラス 16種

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