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北嵯峨探鳥会

  アマツバメ(英名: White-rumped Swift)Apus pacificus アマツバメ目 アマツバメ科
   亜種: キタアマツバメA. p. pacificus(北海道)

 未明まで降り続いた豪雨が再び降り出しそうな空模様を案じてか、それとも単なる夏バテ故か、総勢15人と以外にも小人数、言い換えれば程良い人数の探鳥会でありました。
観月会を控えて、大沢池の周りには既に行燈が並べられており、今日はテントの設営作業中、池にはボートが出ていて、水面を覆うヒシの刈り取り作業が行われていた。
 モズの高鳴きに迎えられて桜並木に入ると、Oさん早くもサクラの枝にコサメビタキ発見の様子、並木を抜け視界の開けた、菊が島付近ではホトトギスの飛び回る姿が見られたという。 池を一周して畑地に向かう、稲刈りを終えた田は5割ほどだろうか、さすがに雨上がりの今日は稲刈りをする田は無い、刈田にはケリやサギ類、セキレイ類、ムクドリなどが採餌しているがノビタキの姿は見つからない。畔にはまだヒガンバナのつぼみも無い、まだ暑いのであろう。低空をツバメ、コシアカツバメが舞う、タカを求めてか上空を凝視するMさんがアマツバメを見つけた、一同で見上げると50羽ほどの群れだった、群れは間もなく西へ飛び去った。

 いよいよ戻りに差し掛かったころ、「ノビタキ見つけた!」諦めかけていた鳥だ、たった1羽だったがOさんの執念でもあったようだ。体色の濃い様子から生後数年を経た♂の冬羽のよう、きれいなノビタキに一同の目がしばし釘づけとなった。ようやく帰りに向かったところ、今度はYさんが「何か飛んだ!」、なんとタシギだ、少し飛んで稲田の畔に降りたので頭しか見えない、直後先を進む家内の声「こっちにもいるよ!」、 刈田の畔で全身を見せているではないか、これは車いすのKさんにもジックリと見る事が出来、とても喜んでおられた。空は広い青空に筋雲と小さい入道雲がポッカリ、暑い日差しであった。
              北嵯峨探鳥会 (9月16日) Y.M wrote

●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、 トビ、ケリ、タシギ、キジバト、ホトトギス、アマツバメ、カワセミ、ツバメ、コシアカツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ノビタキ、コサメビタキ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 32種

  コサメビタキ(英名: Brown Flycatcher) Muscicapa latirostris スズメ目 ヒタキ科 ヒタキ亜科

 次の観察会は、
◆南下中の夏鳥たち 京都御苑探鳥会  10月3日(日)
  ムシクイ類、ヒタキ類。ほかにもいるはず。(小雨決行)集合地で判断
 集合 午前8時30分 京都御苑乾御門
 交通 地下鉄「今出川」、市バス、京都バス「烏丸今出川」下車、烏丸通を南へ150m 
 行程 御苑内半周 約2km 
 解散 正午頃 九条池
 担当 内田 孝

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