オオ オギ キリ(オオヨシキリ)
今回は事故により葦焼き出来なかった後の影響調査。
去年の枯れ草と新芽が斑と成った芦原
ヨシの生育状況は雑草、灌木そ成長、浸水の減少により例年よりかなり悪かった。
結果は4年前よりオオヨシキリは半減していた。ツバメの塒と来年のオオヨシキリの影響に不安を感じる結果となりました。
雑草、灌木の侵入した芦原
先日、国交省淀川事務所に1,500t放流計画に反対する野鳥の会の要望書を持参した時、芦原の保全について一緒に検討しました。
その話の中で心有る滋賀県内の自然保護団体も1,500t反対を表明している事を職員より教えて貰いました。心強い思いです。
宇治川観月橋芦原のオオヨシキリ繁殖状況調査 (6月20日)S.F wrote
オオヨシキリの音量測定状況
●此処の芦原のヨシ等は現在では殆どが茅葺き屋根の材料に使用されます。
次の写真-1、写真-2、写真-3は茅葺きに使用される植物ですが、何と思いますか。
ヒント 切り口形状との出来上がり具合で解ります。
写真-1
写真-2
写真-3
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Unknown
写真-1 中空なのでヨシ。 写真-2 中空でないし、節があるので オギ。 写真-3 ススキでしたっけ? だから一番上の写真は、オギにとまっているので(オオヨシキリ)ではなく、オオ オギ キリだというのですね。(笑)
あの音量測定の集音マイクからでもオオヨシキリの個体数を4年前と比較できたのですね。
去年の枯れ草と新芽が斑と成った芦原・・オオヨシキリを目視で探すのが難しかったです。
Unknown
明察いや天地明察この3種を切るのにカッターナイフと剪定ばさみを使いました。カッターナイフできれいに切れるのは写真-3のススキだけできれいな断面と中がスポンジ状で表面が艶があります。写真-1は中空であり剪定ばさみで切った為ギザギザとなりました。写真-2はオギです。オギは剪定ハサミでは同時に切れるのは3本くらいが限度で、とても堅いのと少し赤みがあります。この堅さや中空、スポンジ状、色、風情等茅葺き材として差がありこの特徴をうまく利用して木の年輪の様な大変趣のある。茅葺き屋根が作られます。今度見る機会が有れば確かめて下さい。