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矢倉海岸探鳥会

「夏羽のシギ・チドリを見よう 」

  チュウシャクシギ(英名: Whimbrel) Numenius phaeopus チドリ目シギ科 (pic: materials)

 すっかり初夏の陽気になった「福」駅前に、シギチ好きが集まりました。遠出の車で高速道路は大渋滞と聞くも、町中は静かなものです。大野歩道を歩いても、いつもより人出は少なく感じました。新淀川公園でのトイレ休憩中に、オオヨシキリのさえずりが聞こえました。淀川堤防に出るとミサゴが飛び、チュウシャクシギが突堤に下りていました。日差しは強いも浜風が心地よく、河川敷は人出も少なく静かでした。水面上空をコアジサシが飛び回り、揚げヒバリの声が賑やかでした。

    メダイチドリ(英名: Mongolian Plover) Charadrius mongolus チドリ目チドリ科
     亜種: C. m. stegmanni他、モウコメダイチドリC. m. mongolus (pic: materials)

 矢倉緑地の観察ポイントにつくと、15時半の干潮に向けて干潟が出てきています。鮮やかな夏羽のメダイチドリやトウネン、ハマシギの群れが、せわしなく動き回っていました。オバシギ、ソリハシシギは見られましたが、オオソリハシシギは不在でシギチ11種出ました。それと、ツグミをあちこちで多く見かけました。

  シベリアオオハシシギ(英名: Asiatic Dowitcher) Limnodromus semipalmatus チドリ目シギ科
                                  Photograph: T.M

 探鳥会終了後、希望者で大阪南港野鳥園に行きました。目的のシベリアオオハシシギは、北観察所の前に来てくれ夏羽のきれいな姿を見せてくれました。矢倉海岸探鳥会 5月2日(J)

    キアシシギ(英名: Asiatic Dowitcher) Tringa brevipes チドリ目シギ科 (pic: materials)

●見聞きした鳥
カワウ、ササゴイ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、キョウジョシギ、トウネン、ハマシギ、オバシギ、キアシシギ、イソシギ、ソリハシシギ、チュウシャクシギ、ユリカモメ、コアジサシ、キジバト、カワセミ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、オオヨシキリ、セッカ、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 39種

                次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

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