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桂川生物多様性調査(三川合流) 

     カワセミ (英名: Kingfisher) Alcedo atthis ブッポウソウ目カワセミ科

 調査は 8時半からである、いつも少し早め行く。鳥はやはり朝なのである。特に小鳥たちは早起きだ、彼らはあんまり夜更かしはしないようなので夜明けとともに起床、まず朝ご飯。なのだろう。
 今期初めてのシメの小群がやってきた。ホオジロとちょっと違う声がする、堤防のすく下の草にカシラダカ、初認だ。幸先が良い。

        ハキダメギク Galinosoga ciliata キク科 コゴメギク属
             (すべての写真はクリックすると大きくなります)

 政権が変わって我々保護団体も大いに期待を持って注目しているわけだが、時代の澱はそう簡単に拭い去ることはできない。河川の人為的自然破壊はどんどん侵攻する。この桂川でもほとんどの河畔林が伐採されようとしているし宇治川、木津川も然り。「生物の多様性」など全く無視されている。というかたぶん地球規模の環境保全なんて人ごと。足元に迫ってる「終末」とか自分たち自身の問題として捉えられないのだろう。手近な野鳥に接することで自然の大切さを訴えようとする私たち「日本野鳥の会」にも責任の一端があるのかも知れない。                        桂川生物多様性調査 (11月7日)

            クコ Lycium chinense ナス科

●記録した鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ハイタカ、ノスリ、キジ、コジュケイ、イソシギ、ドバト、キジバト、カワセミ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、スズメ、ハシボソガラス 41種 350個体 (数字は公式記録ではありません)

ミサゴ (英名: Osprey) Pandion haliaetus タカ目タカ科
異名: びしやご(大阪)、ひさご(滋賀)、わし(青森)、まめまきどり(埼玉)、みそつけ(群馬)、ごろすけ(長野)、 ふくろどり(富山)、つむぎ(奈良)、 きしやわし(愛媛)、うおわし(愛知)、みぞさらえ (広島)、たつちよほ(奄美大島)
大きさ: L♂55♀63 W♂157♀174 留鳥
日本版レッドリスト準絶滅危惧

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