集合は叡電「宝ヶ池」駅。少し早めに到着すると千葉県と広島県支部からの珍客があり、地域性豊かな思いも寄らぬ楽しい探鳥会となった。
高野川もこの辺りでは護岸がしっかりと石で固められている。でも、寄り洲にはミゾソバなどの野草が咲き、セギロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイやカモの姿が観察できる。橋の上から前回に見られなかったカワガラスを全員の目が追う、と、忙しそうに水辺で餌を探すカワガラスの姿を発見!、満足。
Photo: S.I
(総ての画像はクリックすると大きくなります)
また、高野川では良くシカに出会う。まだお尻のところに斑点が残っているので今年生まれの子供かも知れない。増えた、増えすぎたと世間のひんしゅくをかっているシカだけどシカに罪はない筈。11月15日から狩猟が始まる。ライフル銃の標的にだけはならないで欲しい、と祈る思いで現場を離れた。高野川、鴨川界隈ではオオタカやハイタカによく出会う。きっと餌が豊富なのだろう。比叡山、宝ヶ池が近いので小鳥たちの声もさかんに聞こえてくる。川は、寄洲や中洲の草には刈残しが施され、行政の配慮が伺える。所々に見える砂礫地にはイカルチドリやイソシギの姿が観察できた。
広島名物もみじ饅頭をいただきながらの鳥合わせ、“ではまた来月お会いしましょう!”
鴨川リレー探鳥会 (10月25日) K.N wrote
●見聞きした鳥
カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、トビ、ハイタカ、イソシギ、イカルチドリ、キジバト、カワセミ、キセキライ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ジョウビタキ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス 27種
少し柄が短いようですが、これこそ以前の幼菌とおもわるものの成菌のテングタケです。テングタケの特徴を全部備えております。傘の灰褐色、表面の白色のイボ、ヒダは白色で密、柄の基部が塊茎状の中型~大型のきのこです。(奥沢康正氏)
次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック