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三川合流探鳥会 

 今期、植物も昆虫もうごきがおかしい、この季節に咲くべき場所に花がなかったり、来るべきアサギマダラが少なかったりしたそうだ。さて野鳥の方はどうなんだろう、今のところ順調のようだ。昨年のこの探鳥会は雨であった、今日はもんくなしの晴天、風にほんの少し秋が感じられる。
 御幸橋にさしかかると目の良い人たちはいち早く遠方のタカを発見される。「なんやいっぱい飛んでるよ」、塒だちとおもわれるサシバ、ハチクマが舞っている。こういう時次のポイントへ移動するのはとても難しい、敢えて「それでは行きましょか」と進む。早い集合時間の設定は森でなんとか渡る小鳥たちを観察しようという目論みなのだ。それも荒れた踏み分け道をかなり歩かなければならない。
 先頭を進む担当者の「なにか動いてる」というひと言でみなさんに緊張感が漲る。「ムシクイやねぇ」「あれなんやろ」「エゾビタキやわ」次々と静かな歓声が囁かれる。企画者はここで「ほっ」と一息つけるのである。
                   三川合流探鳥会 (9月20日)

       オシロイバナ Mirabilis jalapa オシロイバナ科 南アメリカ原産 

●見聞きした鳥
カワウ、ササゴイ、ダイサギ、アオサギ、カルガモ、ミサゴ、ハチクマ、トビ、サシバ、コチドリ、イソシギ、ドバト、キジバト、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、センダイムシクイ、エゾビタキ、コサメビタキ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 32種

        ナガコガネグモ Argiope bruennichii コガネグモ科

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