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霧ヶ峰バスツアー探鳥会

 「オオジシギが岩に止まった !!」

 6日(土)諏訪湖SAで昼食(ミサゴを眺めながら昼食と云う運の良い方も)のあと、諏訪ICから車山高原に向かったのであります、白樺湖を過ぎたあたりから風景がボヤー、霧です、「霧ケ峰」は霧で歓迎してくれるのであります。

 「霧の駅」で小休止して踊場湿原(通称、池のくるみ)に到着、いよいよ探鳥会スタートです、霧も次第に消え青空が現れてくるではありませんか!前方のカラ松林から聞こえるカッコウの声に誘われるように草原を進む一行の軽やかな行列は、咲き始めたレンゲツツジを背景に見事な風景画でありました。コヨシキリやオオジシギの声が聞けたそうです。

 カッコウ (英名: Common Cuckoo) Cuculus canorus カッコウ目カッコウ科
 大きさ: L35 W61 夏鳥

 夜は食事のあと、南極越冬隊員だった宿の主人撮影の映像と珍しい生活経験を聞かせていただきました。

 7日(日)小屋前に全員午前4時集合、探鳥開始!金星が眩いが風強く寒い、鳥は姿どころか声も少ない、潜っているのでしょう、オオジシギの声も控えめです。キャンプ場から八島駐車場西を探索して八島が原湿原へ、「ジ、ズービヤク‥」遠くを飛ぶ姿発見、次の瞬間「岩に止まった!」その後、近くの葭原に移動、Oさんが発見!全員じっくり観察、さらに回り込んだ所にも1羽が「ズービヤク‥」こちらもじっくり、探鳥に満足すると胃袋が不満を覚えだす、朝飯前の強行軍、口々に「お腹ペコペコや」朝食目指して宿へ一目散でした。
 車山に向かう途中「富士見台」で富士山を遠望、青い空に白い富士山はとても魅力的でした。と、手前の枯木にホオアカ!鳥は見逃しませんぞ。

 ホオアカ (英名: Grey-headed Bunting) Emberiza fucata スズメ目ホオジロ科
 大きさ: L16 W23 漂鳥

 車山スカイライナーで中腹駅へ、ここから徒歩で下山します、ホオアカやノビタキ、ビンズイやモズ、ホオジロ、カッコウなど次々に現れて下山が遅れます、予約した昼食時間が過ぎていて僕は少々焦り気味であります。
 帰途、貪欲な皆さんに応えて白樺湖に寄りオオヨシキリをもゲットし、大変欲張りなツアーもようやく終了を迎えたのでありました。

 ビンズイ (英名: Indian Tree Pipit) Anthus hodgsoni スズメ目セキレイ科
 亜種: ビンズイ A. h. hodgsoni ほか、カラフトビンズイ A. h. yunnanensis (冬季少数渡来)
 大きさ: L15.5 W26 夏鳥(山地)、冬鳥

 それにしても不思議なほど毎回晴天に恵まれます、参加される皆さんの日頃からの善行の結果なのでしょう、驚きます。                  霧ヶ峰バスツアー探鳥会 (6月6日~7日) Y.M wrote

●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、アマサギ、マガモ、カルガモ、キジ、ミサゴ、トビ、イヌワシ、チュウサギ、ケリ、バン、オオジシギ、キジバト、カッコウ、ジュウイチ、ツツドリ、ホトトギス、ツバメ、イワツバメ、アマツバメ、モズ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、コルリ、コマドリ、ノビタキ、クロツグミ、マミジロ、アカハラ、トラツグミ、ウギイス、メボソムシクイ、コヨシキリ、オオヨシキリ、ヒバリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ホオジロ、ホオアカ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、ウソ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 58種

     八島が原湿原(すべての写真はクリックすると大きくなります)

 エゾハルゼミ Terpnosia nigricosta(Motschulsky,1866) セミ科 ハルゼミ属

                次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック

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