初めての 綾部の探鳥会
今冬一番の寒波襲来に反し、真っ青な空と緑の木々に囲まれたパオにはアトリ、シジュウカラ等の群れの歓迎の声が響く。幸先いいぞ!
ところが京都、亀岡、舞鶴、福知山等からの人に驚いたのか鳥が減り、静かな中スタート。畑への坂道もイカル、ルリビタキがポツポツと。畑でカワラヒワ、アオジ、ジョウビタキ等が飛び交い、川の堤にはじっと獲物を狙うカワセミ、岩場で餌を啄むイソシギ、カイツブリは水に潜る。「鷹が!」の声に何人かが木立を見るが確認できず。視界が開け凍てついた田の氷に姿を映すイカルチドリにレンズが集中する。その時頭上を悠然と飛ぶオオタカに声はなし。尾根近くに二羽のタカがランデブー飛行。「恋の季節か?」「春が楽しみだなーあ」と会話が弾む時、一人の「木陰の白いもの何?」という声。???結果ノスリと決定。「その横にもタカが?」・・・。やっとタカのショーも一段落。 本流の由良川へ歩を早めた時「ほれ!カラスが追っている。」「また一羽が」「ツミの反撃や」と、空中ショウーにまた夢中になる。「時間も押してきた、急ごうでー。」の声に我に返り由良川へ。着くなり「ミコアイサの♀が」の声に活気づきヨシガモ等が続々と。出発地点を目指す堤防でシメの群れと鳥合わせ直前にカシラダが舞う。
初めての探鳥会に気を遣ってくれたのかな。53種の鳥に20名が楽しい半日を過ごす。
綾部市探鳥会(1月25日) S.T wrote
●見聞きした鳥
カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、マガモ、コガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、キンクロハジロ、オカヨシガモ、ホシハジロ、オオバン、ミコアイサ、ダイサギ、アオサギ、イソシギ、イカルチドリ、ミサゴ、トビ、ノスリ、オオタカ、ハイタカ、ツミ、(不明種タカ1)、キジ、キジバト、カワセミ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ルリビタキ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、メジロ、ホオジロ、ミヤマホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、アトリ、ベニマシコ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス 53種 (不明種除く)
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