例年、参加者が20人くらいなので資料は35部もあれば十分と思って出かけましたら、結局2~3部足りませんでした。お馴染みの会員さんから回収して何とか間に合わせました。
一般の方々が多かったので、「何を見て参加されました?」とお尋ねしたところ、ホームページ4人、京都新聞の記事2人、特集号1人という結果でした。インターネットの普及を実感します。
いつもどおり、現場には4~5グループが集まり、参加者は混在状態。こんな例会はここだけでしょう。最後の鳥合わせもできないし、その意味もあまりないので、ベテラン会員さんにお尋ねして出現鳥をまとめました。
1週間前の早朝調査では1万4千羽と極端に少なかったので、心配になって2日前の夕方に下見しました。結果、いつもどおりのボリュームでネグラ入りしていたので安心しました。
しかも、例会当日は天候に恵まれ、夕陽でピンク色に染まった雲と青い空を背景にしてツバメの乱舞が見られました。夕陽が沈む西の空だけそんな美しい色に染まることはありますが、この日は頭上にもカラフルな空が広がりました。
「スゴイな~」というツバメへの賞賛に加えて、「きれい!」という空への感動の声が上がっていました。どっちにしても、担当者としてはありがたい例会でした。
気になるのは、調査での数が減っていること。昨年同様、周辺の会員が朝4時過ぎに集まって、飛び出しの数をカウントしていますが、7月27日が前述のとおり1万4千羽、8月2日と3日がいずれも3万2千羽。昨年が5万~6万でしたから、約半分です。
夕方はほぼ例年どおりの印象ですが、朝の調査では少ない…。理由はよく分かりませんが、ツバメが実際に眠る場所が下流方面へ拡散しているのかも知れません。
宇治川ツバメ探鳥会 (8月2日)
●見聞きした鳥
ゴイサギ、コサギ、アマサギ、ダイサギ、アオサギ、イソシギ、キジバト、ツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス 15種
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