天ケ岳山頂
集合地の「百井別れ」バス停に降り立った参加者は、担当を含めて17人。遠くでミソサザイやオオルリがさえずっている。百井峠に向かう車道(これでも国道です!)を登る途中、アオゲラやコジュケイの声が聞かれた。
ニホンカナヘビ Takydromus tachydromoides (Schlegel, 1838)
Japanese Grass Lizard 日本固有種
分布: 北海道、本州、四国、九州およびその属島、屋久島、種子島、トカラ列島の中ノ島、諏訪之瀬島
体長: 16 – 25cm
峠から山道に入ってまもなく、「小さなヘビが自分と同じ大きさのトカゲをくわえている!」と思いきや、カナヘビが交尾していたのでした。杉林が終わり、自然林に入ってほどなく、送電線の鉄塔が立つ尾根に出た。
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ここからの眺めはすばらしく、西側には、鞍馬尾根、貴船尾根の山々や天狗杉のピークを前景として、遠く愛宕山、桟敷ヶ岳、天童山まで見える。東側は琵琶湖がもやで見えないのが残念。タカが飛ばないかと小1時間ねばったが、結局カラスすら飛ばなかった。しかし、キビタキ、ホトトギス、ツツドリの声や、ヒガラ、コガラの姿、更にソウシチョウのさえずりも聞こえてきた。
鉄塔から少し先の天ヶ岳山頂で昼食をとった後、長い尾根を下り始める。本日の目玉、ジュウイチが何度も鳴き、キビタキやセンダイムシクイのさえずりが間近で聞こえた。しかし、姿は見つからない。
戸谷峰の三角点から薬王坂まで、小さなアップダウンが続く。薬王坂を下れば鞍馬。キセキレイ、ハクセキレイ、ツバメ、スズメといった里の鳥が出現鳥に追加された。鞍馬駅で鳥合せをして解散。
鳥以外では、ヤマツツジが満開だったほか、シュンランが咲き残っていて、眼を楽しませてくれた。
天ヶ岳・鞍馬探鳥会(5月18日) Σ
シュンラン Cymbidium goeringii ラン科
●見聞きした鳥
トビ、コジュケイ、キジバト、ジュウイチ、ツツドリ、ホトトギス、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、カケス、ハシブトガラス 29種 (*ソウシチョウ: 移入種)
*ソウシチョウ Leiothrix lutea Red-billed leiothrixスズメ目メチドリ科 「写真」をクリック
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