3月、4月共に木曜日だけ雨、なんで?、5月も雨ならもう辞め時かと諦めかけていた北嵯峨探鳥会でした、それが一転、今朝は明るい夜明け、気分も爽快です。
「久しぶりやなあ」「ええ天気に成りましたね」次々と大覚寺に集まる懐かしい面々、 なんと蜜対連の野鳥鑑定員のKさんまで大阪から参加!懐かしくもある上、強力な助っ人です。かくしてスタート、アオバズクは5/5に到来しながらも巣穴が椋チャンの巣立ち待ちまで使えない状態、今は大勢で見つめると営巣木放棄の可能性あり、と思考中、散策中の近所の人から「さっき2羽とも竹薮に飛んで居ないよ」との電話。
アオバズク(青葉木菟) Ninox scutulata Brown Hawk Owl フクロウ科
亜種: アオバズク N. s. stellata 、リュウキュウアオバズク N. s. stellata ほか、チョウセンアオバズク N. s. stellata
異名: てつてぽつぽ(富山) さつきどり、 ねこどり(千葉) こぶくろ(神奈川) ほーほーどり(福岡)
L27-30.5 W66-70.5
鳥が少ない、天皇陵近くでシマヘビがカエルを飲み込むところをジーッと見つめたり、 路傍のアメリカフウロやオランダフウロを見て「国際的やね」と他愛の無い事をしゃべる内、広沢池が近くなり、ようやくアマサギ発見、但し1羽だけ(昨日までの8羽はどこ?)、 広沢池ではキンクロハジロ♂1羽が待っていてくれ、カワセミがキーッキーッ!と叫びながら飛び回ってます。ヒナを守ろうと威嚇しているのかも知れません、畑地に移動します。ケリもあちこちでトビやカラスにモビングしています、賑やかです、「タカ!」と大声が、チョウゲンボウです、遠くの電柱に止まったり、頭上を舞ったり大サーヴィス、良い加減に見切りをつけ、水田にシギを求めて移動、タシギが飛びコチドリ発見、「2羽いるゾ」とMさん。いつの間にやら12時半、「鳥合わせシマース!」少ないと予想してたのに33種!終了前の収穫多く、充実した笑みを交わしながらの解散でした。
シマヘビ E. quadrivirgata Japanese striped snake ナミヘビ科 ナメラ属 日本固有種 黒化型もいてカラスヘビと呼ぶ。
弁当持参組はいつもの如く、見晴らしの聞く高台へ、毎回十数人は弁当を食べながら雑談を楽しみます。
今回はバンダーで野鳥鑑定員のKさんと旧交を温めたり、いろんな話で盛り上がったひと時でしたがハチクマは飛んでくれませんでした。
北嵯峨探鳥会 (5月15日) Y.M
●見聞きした鳥
カイツブリ、カワウ、アマサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、キンクロハジロ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ、キジ、コチドリ、ケリ、タシギ、キジバト、カワセミ、ヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス 33種
次の観察会は「探鳥会ガイド」をクリック