ここでは何度か探鳥会をしている。過去に2年間調査であるいたところでもありいろいろな鳥に出会っている。さすがにサシバの幼鳥が林内の道を低く私たちのに向かって飛んできた時には驚いた。またツツドリやコマドリが大量にいたこともあった。もちろん何時行ってもそんなことがあるわけではないが、とにかく生物が多様でよい条件で均衡を保っているのであろう。
バスを降りてしばらく歩いたところで、木をよくご存知の方が見えていてケンポナシの実を発見されみんなで味わせていただいた。濃厚な干し柿の味であった。
ケンポナシ (クロウメモドキ科 )の果実 Hovenia dulcis Thunb.
例年降雪があったりするが当日は思いがけず温かい一日となった。
さて鳥だが、オオタカにはじまりハイタカがよく飛んだ。今期さほど多くないベニマシコやマヒワ、特筆すべきはヤマドリ♂が出現したことだろうか、見られるはずのカワガワス、それにミソサザイも地鳴きを聴いただけにとどまった。
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大原野森林公園、毎回昼食に利用している、もちろんトイレもあるし暖房も入っている。ここから外畑をへて田園地帯にはいる、里山を象徴するような大きなカシラダカの群れには毎回こころが和む。バス停ちかくにシイタケを生産しているところがあって販売もされている。買われた方の話しでは安いそうだ。ほんの少しでも地元に貢献できたりするのは楽しい。
出灰探鳥会 (3月9日)
●見聞きした鳥
アオサギ、コガモ、オオタカ、ハイタカ、ヤマドリ、キジバト、コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ミソサザイ、ルリビタキ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ。ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カラワヒワ、マヒワ、ベニマシコ、イカル、カケス、ハシブトガラス 32種
残雪にホオジロ、会員の方からいただいた写真です。望遠鏡でみるととても美しい光景でした。でもあまりにも遠かった。
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