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地蔵山探鳥会

                    愛宕神社付近

 あまり芳しくない天気予報の中、集まった山好きのバードウォッチャーはリーダーを含めて13人。1並びのこの日には何かいいことがあるかな?と期待して越畑口のバス停を出発する。越畑の集落までは、ジョウビタキやモズなどが姿を見せてくれたが、芦見峠に向かう山道に入ると、本曇りの天気のためか、鳥の気配がほとんどしなくなった。頭の中で「トリオラン序曲」が不吉に鳴り響く。
 標高570mの芦見峠から947mの地蔵山山頂まで、長い尾根道登りが始まる。相変わらず鳥は声も稀だが、ウリハダカエデなどの紅葉が美しい。11時10分山頂到着、早めの昼食とする。
 ここから愛宕山まで約1時間、快適な尾根道が続く。途中、917ピークの反射板付近では、狂い咲きしたアセビやシハイスミレ?の花を発見。これも異常気象の影響か? 愛宕山からは比叡山や北嵯峨の広沢の池がよく見え、紅葉した山々の眺めがすばらしい。愛宕神社の広場で休憩後、月輪寺コースで清滝に下山を開始。皮肉にも、この頃からよく晴れてきた。途中、ウソが数羽、姿を見せてくれたのが収穫。清滝でカワガラスやキセキレイをじっくり見て、欲求不満をちょっぴり解消した。
 終わってみれば、出現鳥は29種とそこそこの数に達したが、姿がよく見えた鳥が数えるほどしかなかったため、参加者は「鳥が少ない」と感じられたようだ。            地蔵山探鳥会(11月11日)Σ

                      月輪寺

●見聞きした鳥
 ダイサギ、アオサギ、ヒドリガモ、トビ、ハイタカ、ケリ、キジバト、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ルリビタキ、ジョウビタキ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ウソ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシブトガラス 29種
   
           シハイスミレ ?


            
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