メニュー 閉じる

鳥を探る

 レーダーを使って鳥の動きをさぐろうという試みです。画面の上の部分緑の残像を残して走る流星のようなのが上空約600mを飛ぶ野鳥です。地上から双眼鏡でさがしてみても全く見えませんでした。

                操作バネルとディスプレィ

                     
 写真はアンテナを水平に回転させている時に撮ったものですが風車のように鉛直に回すこともできます。そうすると通過するものをとらえることが可能で今回はその方法でツバメの塒入りを映し出してみました。下の写真がそれで群れの動きがよく解ります。オレンジ色が実像で緑色が残像なのでセンターラインにむかって動いているということになります。肉眼で見ると上空約70mを1000羽くらいが旋回していました。

 まだまだ試行錯誤の段階ですがこれから今までよくわからなかった夜渡る鳥たちの動きやその他のいろいろな謎が白日のもとになるかも知れません。

     (文中の色の変ったところをクリックすると知識が深まります)

カテゴリーの最近の記事

6件のコメント

  1. scops

    Unknown
    こりゃあ、すごいですね。驚きました。
    タカの渡りにも利用できないかな?

  2. bulbul

    Unknown
     私もやっぱり即タカ渡りに….と、scopsさんと同じことを考えましたよ、しかしまだ問題がいろいろあるようで例えば鳥の種類はもとより大きさも判定できなかったりするようですし、

  3. scops

    Unknown
    種類はわからなくても、目視できていない高空を飛んでいるタカを見逃さずにキャッチ出来れば、双眼鏡や望遠鏡で見つけることも可能ですし、より正確なデータができますね。
    何か飛んでいるのがわかるだけでも非常に有効だと思います。

  4. bulbul

    Unknown
     それにしても野鳥って高いところを飛んでるものですね。せいぜい地表から300mくらいと思っていました。それに塒へ入るツバメもどうも上空から降りてくるものが多数いるようで、もしそれらもカウントできたら数がずいぶん変りそうです。

  5. scops

    Unknown
    タカの渡りでも相当高いところを飛ぶ場合がありますね。
    調査地点から1kmくらい上を飛んでいることもありますので、見逃しも多いと思います。特によく晴れた日には。

  6. bulbul

    Unknown
     時々夜にサンショウクイの声が聞こえたりすることがありますが、これらはごく低空なんだろうけど、もしかしたらシギチドリ類なんかもけっこう高いところを渡るんでしょうか、見上げればただの空なんだけど神秘的ですね、わくわくしてきます。

コメントは受け付けていません。