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繁殖羽根

非繁殖期(10月上旬)

カワウって冬になると首のあたりが白くなってますよね、今まで漠然と繁殖羽根とか婚姻色なんて言ってました。ところが身近に研究してる人がいました。お話を聞く機会があって写真まで提供してもらいました。

第1回目の求愛期(1月上旬)

白さが最も顕著な期間は、繁殖シーズンの初期、すなわち1回目の求愛・交尾・産卵・抱卵中期までで広く仲間にアピールする信号みたいなものらしいんです。結婚相手が決まってからは婚姻色がはっきりしてきて白さが褪せてきたりなくなってきたり。もちろん個体差があって一概にこうだと断定はできないようですが、

第2回目の求愛期(4月上旬)

この写真では婚姻色が顕著にわかりますね、それにしてもなんて美しいんでしょう。「なんやカワウかぁ」みたいな見方しかしてなかった上に望遠鏡を向けようともしなかった自分が恥ずかしいです。この研究をしてられる方は毎週「塒・コロニー」へ通って観察を続けておれらるそうです。もっとも非繁殖期は月に一度くらいになるそうですけど。
こんな話しは「日本鳥学会員近畿地区懇談会」で聞くことができます。どなたが参加されても大歓迎みたいです。あっそうそう大切なことを…「無料ですし(笑)」。
(写真の無断転載はかたくお断り致します)

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2件のコメント

  1. yurikamome0403

    Unknown
    お邪魔します。
    bulbulさま、いつも当方のブログもご覧くださいましてありがとうございます!
    カワウは私の3大好きな鳥の一つですが、その割には「行動はユーモラスだけど、色はなんか黒いばっかだし・・・、」とも思っていました。(カワウ好きの風上にも置けませんね・・・)
    時期によってこれほど趣を変えるとは。
    写真を拝見して、カワウさんを見直してしまいました!

  2. bulbul

    Unknown
     もういっこはカラス ? って気もしますが、どちらにしろ普通あんまり詳しく見ない鳥たちですよね、ハシボソガラスは育てたことがあって凄いやつでした。カワウも育ててみたらきっと尊敬するようになりそうです。鵜匠になろうかな。

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